月と陽 月の気持ち

月と陽の10年目の別れに至るまで 

思い出まで台無しになってる


復縁希望はまったくないのだけど


10年の年月の中で


良かったことも沢山あって


想いを積み重ねてきたのに


最後の最後が、感謝し合って・・・ではないことで


10年、積み重ねた月日を軽んじられてるようで悲しい




お別れの日に


最終的には話し終えられなかったから


もう一度、話にくるってことになってる




だけど、半年以上


いやもっと空けてもいいかな・・・と思っていたけど




そんなに時間を空ける必要があるのかな・・・


そもそも会う必要あるのかな




もう話さなくてもいいか・・・


そう思うけど




私の思い出まで、陽は台無しにしてる


陽のこと 嫌いになりたくないな・・・





普段の陽を思えば、


余裕がなかったのだろうけど




それなら、やっぱりお別れの理由が


価値観が合わないってことは


直接の原因ではないのだろうと思う




やだな・・・


陽の弱さに傷付けられてる






10年目のお別れの理由


価値観が合わない


そんなことは、23年前から分かっていたはず
そんなことを、このタイミングで言ってくるなんて・・・



本当の理由はお互いの価値観や状況が
変わってきたことじゃないかと思う


それなりに年齢を重ねてきて
それぞれに仕事に対する考えや
家族に対しての考えも変わってくる


家族の状況や、関わりも変わる
当たり前だよね・・・



それを、さも私にも半分責任があるかのような
お別れ理由にしてきたのが


価値観合わないって
それを言われたら、どうしようもない理由を
言ってくること自体が・・・


優しさを感じない




お別れするから、優しさなんていらないのか・・・




離婚することは出来ない
家族を捨てることは出来ない


自分が100%悪いと 言ってくれたら・・・



それを言えるくらいなら


私の弱音に激怒しないか・・・




陽の弱さを受け止めるだけの器量が私にはないし


不倫の関係を続けてまで、私が受け止めることではないのかも




そんなことを思う日




本気で離婚を考えてた?


最後に話した時に


陽に聞いた



本気で再婚を考えてた?


本気でそうしようと思ってたし
本気で考えてた



だけど、そう感じられなくなってた
資格の勉強もしなくちゃと言って
それも日々の忙しさを理由にしてないよね


それを見てたら悲しかった



どうやったら出来るか
ずっと考えてたよ
そのために、仕事も出来ることを探して
頑張ってたし・・・思うように進まないけど



そんなこと、言ってくれないと分からないよ
言葉にするのは、やってるんだけど
出来ないんだよって言葉で
それを聞くたびに、本当に悲しかった




そうだったんだね・・・





陽は本気で離婚を考えていたのは、本当なんだろうと思う


本気で考えていたんだろうな・・・




だけど、それを本気で実行するのとは違う




本気で考えていた だけ




陽が実行に移すまでの


あと10年、私がどんな気持ちで過ごすなんて


想像も出来なかったんだろうな




そう思う